ミナペルホネン/皆川明 つづく@兵庫県立美術館
行った日:2020/07/03
★★★☆☆
本日のBest:Surplus
感想
同僚に誘われて、8時まで開いている金曜日の会社帰りに。
自分では行かないたぐいの展覧会なので、誘ってもらえてよかった。
コロナ対策で、特別展だけは事前予約が必要だった。
こんなわたくしめが行って良いのでしょうか…というくらいファッションに疎いのだが、偶然にも本日が初日。
会場にはミナペルホネンのお洋服をお召しになっているおしゃれ様(”さん”では馴れ馴れしすぎる)たちでたくさんで、ちょっとおどおどした。
内容はもちろんのこと、展示の仕方といい、可愛いがいっぱいでますますおどおどしてしまった。
何しろ、中に入って2つ目のお部屋↓
か、可愛いに囲まれてるーーーーー
非おしゃれにはどきまぎしてしまう空間だったのだ。
とはいえ、制作に至るまでのアイディアも見れて、こだわりや、アイディアがテキスタイルへとつながっていくのが見れるのも面白かったし、展示の最後の方では、着ている人たちの思い出話も展示されており、創作時の想いが実際に着る人たちへ届いていっているのも見れるのは、ちょっとした感動を呼び起こした。
印象的だったところ
先ほどの写真の部屋のなかで、特に可愛いなと思った洋服↓
赤いのと、下の茶色いコートが可愛い!
赤い洋服がテキスタイルも可愛いし、首元も可愛い!
Surplus
本日のBest。
色合いがすごく好き。色紙の切れ端を集めて構成したような感じなのだが、ランダムにやっているようで、色のバランスが完璧。
最後の方に、ワンピースだかのスカート部分がこのテキスタイルのがあって、やっぱり可愛かった。
でもむしろ洋服で、というより、このまま飾っておきたい。
One Day
THE可愛い。
黒い線が色鉛筆っぽく、黒だけれども柔らかい色。
Soda water
ただの水玉ではなくて、ちゃんと糸の方向までこだわっているのにびっくり。
左がマーカーみたいので方向を見ているもの。反射して見にくいが、右下が実際の刺繍したもの。確かに、糸の方向を変えることでリズムを作っている。
ただし、あくまでじっくり見た場合…着る人のひっそりとした楽しみを提供しているんだなと思った。
真ん中の鳥のすっとんきょうな顔が可愛い!
谷川俊太郎さんの「はいくないきもの」の挿絵をされたということで
不思議な言葉とマッチした、かわいくて不思議な生き物たち
life puzzle
東京都現代美術館における即興ペイントで8時間で描き上げたそうな。
下描きもなく、ぶわーーーと描けるの尊敬…
可愛いというより、おしゃまな顔しているのもgood
この眼のバラエティさも可愛い
最後にランプシェードが可愛い…
見えにくいけど、小さな水玉模様が透けて見えているのが可愛い。
チラシ